刻印は焼き入れが必要

弊社では、小さな刻印であれば、自社で焼き入れをします。

Q.焼き入れとは?
A.鉄を熱して急冷させることで硬度を上げることです。

これをする事によって上からハンマーで叩いても大丈夫なようになります。
この処理が甘いと、すぐに潰れてしまうモロい刻印になってしまいますので、重要な工程です。
大きな刻印は業者さんに出しますが、指輪用など小さな物はほとんど自社で焼き入れをします。

日常ではおよそ見ることがない焼き入れシーン↓


URLはこちら↓
https://youtu.be/RAwy_1Tb6O0

結構真っ赤になるまで熱しますよね。
熱したら、少し色が落ち着くまで待って、一気に水に入れる!

色でみているのは温度の下がり具合です。
色を見て温度を見極めています。

その後、軽く炙っているのは、
「焼き戻し」という工程で、再加熱して、硬さを調整します。

焼き入れをしたあとの刻印はススで黒くなっているので、
サンドブラスターで綺麗にしてから皆様の元へお届けします。

いかがでしたか?
彫刻する以外にも色々な工程があるんですよ!

今回は刻印にまつわる話でした。


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