シーリングスタンプの使い方

シーリングスタンプの使い方は、コツさえつかんでしまえば簡単に誰でも手軽に綺麗に押せます。
このページでは図版と動画を使って、シーリングスタンプの使い方をご説明します。

シーリングスタンプの使い方について

目次

「シーリングスタンプって憧れるけど、難しそうで自分には無理かも…」そう思っていませんか? 確かに、一見ハードルが高く感じるかもしれません。でも、安心してください! この記事では、シーリングスタンプ初心者の方に向けて、必要な道具から基本的な使い方、そして失敗した時の対処法まで、写真付きで分かりやすく解説します。さらに、色の組み合わせや装飾など、ワンランク上のテクニックもご紹介。この記事を読めば、あなたも今日からシーリングスタンプマスター! 手紙やプレゼントに、あなただけのオリジナルスタンプを押して、想いを込めて届けましょう。

1. シーリングスタンプとは

1.1 歴史と由来

シーリングスタンプは、古代メソポタミア文明の時代から使われていたといわれています。古代エジプトでは、ツタンカーメン王の墓からも発見されており、当時から重要な文書や財産の封印、手紙の封緘などに使われていました。中世ヨーロッパでは、貴族や王族が権威の象徴として、家紋や紋章を入れたシーリングスタンプを使用していました。手紙の差出人を証明したり、改ざん防止のために用いられ、現代のように誰でも使えるものではありませんでした。

1.2 現代におけるシーリングスタンプ

現代では、手紙や招待状の装飾、プレゼントのラッピング、結婚式の招待状や席札など、様々な用途で使われています。手紙や招待状にシーリングスタンプを押すと、高級感や特別感を演出することができます。また、結婚式の招待状や席札にシーリングスタンプを押すと、オリジナリティを出すことができます。個性的なデザインや色のシーリングスタンプも多く販売されており、手作りで制作することも可能です。100円ショップでも手軽に材料が手に入ることから、近年は若い世代を中心に、趣味として楽しむ人も増えています。

シーリングスタンプは、単なる装飾としてだけでなく、感謝の気持ちや想いを伝える手段としても注目されています。手作りで温かみがあり、世界に一つだけのオリジナルのものが作れることから、贈る側と贈られる側の両方に特別な気持ちを届けることができます。

時代用途
古代重要な文書や財産の封印、手紙の封緘
中世ヨーロッパ権威の象徴、手紙の差出人の証明、改ざん防止
現代手紙や招待状の装飾、プレゼントのラッピング、結婚式の招待状や席札、感謝の気持ちや想いを伝える手段

 

2. 必要な道具

2.1 スタンプヘッド

シーリングスタンプヘッド_タイガー刻印製作所

シーリングスタンプを押すために必要となるヘッド部分です。様々なデザインのものがあり、アルファベットやイニシャル、模様など、自分の好みに合わせて選ぶことができます。素材は真鍮製や銅製が一般的です。

素材メリットデメリット
真鍮
  • 比較的安価で手に入りやすい
  • 耐久性があり、長く使える
  • 経年変化を楽しめる
  • 重みがあるため、扱いづらいと感じる場合もある
  • 熱伝導率が高く、ワックスが溶けやすい
  • 真鍮よりも高級感がある
  • 真鍮よりも高価
  • 変色しやすい

2.1.1 スタンプヘッドの選び方

  • デザイン:自分の好みや用途に合ったデザインを選びましょう。シンプルなものから個性的なものまで、様々なデザインがあります。
  • サイズ:スタンプヘッドのサイズによって、仕上がりの大きさが変わります。手紙や招待状に使う場合は、小さめのサイズがおすすめです。
  • 素材:真鍮製や銅製など、様々な素材があります。それぞれにメリット・デメリットがあるので、比較して選ぶと良いでしょう。

初めてシーリングスタンプを購入する場合は、スターターキットがおすすめです。スターターキットには、スタンプヘッド、ハンドル、ワックスなどがセットになっているので、すぐにシーリングスタンプを始められます。amazonや楽天市場などのECサイトで購入できます。

2.2 ハンドル

シーリングスタンプ用ハンドル_タイガー刻印製作所

スタンプヘッドを取り付けて使用する持ち手の部分です。木製や金属製、アクリル製など、様々な素材があります。持ちやすさやデザインで選ぶと良いでしょう。

2.2.1 ハンドルの選び方

  • 素材:木製、金属製、アクリル製など、様々な素材があります。それぞれに風合いが異なるので、自分の好みに合ったものを選びましょう。
    • 木製:温かみのある風合いが特徴。軽量で扱いやすいものが多いため、初心者にもおすすめ。
    • 金属製:重厚感があり、高級感を演出したい場合に最適。耐久性が高いのもメリット。
    • アクリル製:透明感のあるデザインが人気。他の素材と比べて安価なものが多い。
  • 形状:ストレートタイプや丸みを帯びたタイプなど、様々な形状があります。自分の手に馴染みやすいものを選びましょう。持ちやすさは作業効率に影響します。
  • デザイン:シンプルなものから装飾が施されたものまで、様々なデザインがあります。自分の好みに合ったものを選びましょう。

スタンプヘッドとハンドルは別々に販売されている場合がほとんどです。セットで購入する場合は、互換性があるか確認してから購入しましょう。互換性がない組み合わせだと、使用できない場合があります。また、ハンドルによっては複数のスタンプヘッドを取り付けることができるものもあります。複数のデザインを楽しみたい場合に便利です。

2.3 ワックス

ワックス(蝋)

スタンプヘッドを押し付けて溶かすことで、模様を刻印する材料です。様々な色や種類があり、ラメやパールが入ったものもあります。用途や好みに合わせて選びましょう。溶かす際には、ワックスガンやロウソク、スプーンなどを使用します。

種類特徴向き・不向き
シーリングワックス
  • 伝統的なシーリングワックス
  • 折れやすく、温度管理が難しい
  • 向き:本格的な雰囲気を出したい場合
  • 不向き:初心者や大量に作成する場合
ワックスビーズ
  • 粒状のシーリングワックス
  • 溶けやすく、量の調節がしやすい
  • 向き:初心者や様々な色を使いたい場合
  • 不向き:伝統的な雰囲気を出したい場合
グルーガン用スティック
  • グルーガンで溶かして使用する
  • 安価で入手しやすい
  • 向き:手軽に楽しみたい場合
  • 不向き:繊細な模様を表現したい場合

2.3.1 ワックスの選び方

  • 色:手紙や招待状の雰囲気に合わせて、様々な色を選ぶことができます。金色や銀色などの定番カラーの他、パステルカラーやメタリックカラーなどもあります。複数の色を混ぜて、オリジナルカラーを作ることも可能です。色見本を参考に、実物の色味を確認しておくと、イメージとのずれを防ぐことができます。
  • 種類:シーリングワックス、ワックスビーズ、グルーガン用スティックなど、様々な種類があります。それぞれの特徴を理解して、自分に合ったものを選びましょう。
  • 質感:マットな質感のものや、ラメやパールが入った華やかなものなど、様々な質感があります。仕上がりのイメージに合わせて選びましょう。

ワックスは、100円ショップでも販売されています。手軽に試してみたい方は、100円ショップの商品を試してみるのも良いでしょう。本格的に楽しみたい場合は、専門店の商品がおすすめです。専門店では、豊富な種類や高品質なワックスを取り扱っています。

2.4 ワックスガン

ワックスビーズを溶かす際に使用する道具です。温度調節機能が付いているものや、コードレスタイプのものなど、様々な種類があります。

2.4.1 ワックスガンの選び方

  • 温度調節機能:ワックスの種類に合わせて温度調節ができるものが便利です。温度調節機能がない場合は、ワックスが溶けにくかったり、焦げてしまったりする可能性があります。
  • コードレスタイプ:コードがないため、場所を選ばずに使用できます。ただし、充電式の場合、充電が切れてしまうと使用できません。
  • ノズルの形状:ノズルの形状によって、ワックスの出しやすさが異なります。細いノズルは、細かい作業に適しています。太いノズルは、一度に多くのワックスを出すことができます。

ワックスガンは、ホームセンターやインターネット通販で購入できます。価格帯は、1,000円~5,000円程度が一般的です。シーリングスタンプ以外にも、DIYや修理など、様々な用途に使える便利なアイテムです。一つ持っておくと重宝します。

2.5 その他

上記以外にも、シーリングスタンプを楽しむために便利な道具がいくつかあります。

  • スプーン:ワックスを溶かす際に使用します。直火にかける場合は、持ち手が熱くならないように、木製や耐熱性の高い素材のものを選びましょう。また、ワックス専用の溶解スプーンも販売されています。これは、ワックスを溶かすのに適した形状になっており、注ぎ口が付いているため、ワックスをこぼしにくくなっています。
  • ロウソク:ワックスを溶かす際に使用します。ロウソクを使用する場合は、ススでワックスを汚さないように、風を防ぐなど注意が必要です。ティーライトキャンドルは、安価で入手しやすく、サイズも小さいため、収納場所にも困りません。アロマキャンドルを使用すれば、香りも楽しむことができます。
  • 濡れタオル:スタンプヘッドに付着したワックスを拭き取るために使用します。こまめに拭き取ることで、きれいな仕上がりを保つことができます。やけどの危険性があるため、必ず濡らしたタオルを使用してください。また、熱いワックスで変色する可能性があるため、古いタオルを使用すると良いでしょう。タオルは、マイクロファイバー素材のものだと、ワックスをきれいに拭き取ることができます。
  • ピンセット:ドライフラワーやビーズなどの装飾を配置する際に使用します。細かい作業に役立ちます。先端が曲がっているタイプのピンセットは、小さなパーツを掴みやすく、作業がしやすいです。また、先端が滑り止め加工されているものは、パーツを掴んだ際に滑りにくく、作業効率がアップします。
  • クッキングシート:作業台に敷いて使用します。ワックスがテーブルに付着するのを防ぎます。クッキングシートがない場合は、アルミホイルやラップでも代用可能です。ただし、アルミホイルは熱伝導率が高いため、ワックスが冷めにくくなる可能性があります。ラップは、ワックスの熱で溶けてしまう可能性があるため注意が必要です。

これらの道具は、必ずしも必要というわけではありませんが、あるとより便利に、そして快適にシーリングスタンプを楽しむことができます。ぜひ、自分に必要な道具を揃えて、シーリングスタンプに挑戦してみてください。

シーリングスタンプに必要な道具は、専門店やインターネット通販で購入できます。専門店では、専門知識を持ったスタッフに相談しながら商品を選ぶことができます。インターネット通販では、自宅にいながら、様々な商品を比較検討することができます。自分に合った方法で購入しましょう。

例えば、下記のようなサイトで購入できます。

3. 基本的な使い方

シーリングスタンプは一見難しそうに見えますが、基本的な手順を覚えれば誰でも簡単に楽しむことができます。ここでは、初めての方でも分かりやすいよう、写真付きで詳しく解説していきます。

3.1 ワックスの準備

シーリングスタンプの仕上がりを左右するワックス。色や種類も豊富なので、作品のイメージに合わせて選びましょう。

3.1.1 1. ワックスの種類を選ぶ

ワックスには、主に「粒状ワックス」と「スティックワックス」の2種類があります。

種類特徴メリットデメリット
粒状ワックス粒状になったワックスをスプーンで溶かして使う。色の混ぜ合わせが自由自在にできる。少量ずつ使えるので経済的。溶かす手間がかかる。
スティックワックススティック状のワックスをワックスガンにセットして溶かして使う。手軽に使える。色のバリエーションが豊富。色の混ぜ合わせが難しい。一度に多くの量を使うことになる。

初心者の方には、手軽に始められるスティックワックスがおすすめです。慣れてきたら、色の混ぜ合わせを楽しめる粒状ワックスにも挑戦してみましょう。

3.1.2 2. ワックスを溶かす

  • 粒状ワックスの場合
    スプーンに適量のワックスを取り、ロウソクやアルコールランプで溶かします。火を使う際は、火傷に十分注意してください。また、ワックスが焦げ付かないよう、弱火でゆっくりと溶かすのがポイントです。
  • スティックワックスの場合
    ワックスガンにスティックワックスをセットし、コンセントに挿して温めます。ワックスが溶けてきたら、トリガーをゆっくり引いてワックスを垂らします。

3.1.3 3. 溶かしたワックスを垂らす

溶かしたワックスを、封筒やタグなどのスタンプを押したい場所に垂らします。ワックスの量でスタンプの仕上がりが変わるので、量を調整しながら垂らしましょう。

  • ワックスの量が少ない場合
    スタンプ全体にワックスが行き渡らず、綺麗に仕上がらないことがあります。
  • ワックスの量が多い場合
    スタンプを押した際にワックスがはみ出してしまい、仕上がりが汚くなってしまうことがあります。

目安としては、スタンプの大きさよりも一回り大きくワックスを垂らすのがポイントです。

3.2 スタンプヘッドの準備

シーリングスタンプの顔となるスタンプヘッド。お気に入りのデザインを見つけて、オリジナルのシーリングスタンプを作りましょう。

3.2.1 1. スタンプヘッドを選ぶ

スタンプヘッドには、様々なデザインのものがあります。アルファベットやイニシャル、植物モチーフ、動物モチーフなど、自分の好みに合わせて選びましょう。

3.2.2 2. スタンプヘッドを温める

ワックスが固まる前にスタンプを押すために、スタンプヘッドを温めておきます。温め方は、ドライヤーで温める、濡れタオルで包んでおくなど、様々な方法があります。

  • ドライヤーで温める場合
    温めすぎるとスタンプヘッドが熱くなりすぎてしまうので、低温で様子を見ながら温めましょう。
  • 濡れタオルで包んでおく場合
    タオルが熱くなりすぎないよう、水で濡らしてから電子レンジで温めましょう。

3.3 ワックスへのスタンプの押し方

いよいよスタンプを押す工程です。ここでのポイントは、力を入れすぎずに、垂直にスタンプを押すことです。

3.3.1 1. スタンプを押す

温めたスタンプヘッドを、ワックスの中心に垂直に押します。この時、力を入れすぎるとワックスがはみ出したり、スタンプヘッドがずれてしまったりするので注意が必要です。

3.3.2 2. 数秒間待つ

スタンプを押した後は、ワックスが固まるまで数秒間待ちます。

3.3.3 3. スタンプヘッドをゆっくりと離す

ワックスが固まったら、スタンプヘッドをゆっくりと離します。

3.4 失敗した時の対処法

シーリングスタンプは、失敗してもやり直しができます。焦らず落ち着いて対処しましょう。

3.4.1 1. ワックスが完全に固まる前に剥がす

ワックスが完全に固まる前にスタンプヘッドを剥がすと、やり直すことができます。ただし、ワックスが熱いので、火傷には十分注意してください。

3.4.2 2. 完全に固まってしまった場合は、温め直す

ワックスが完全に固まってしまった場合は、ドライヤーなどで温め直すと、再び柔らかくなるので、剥がすことができます。

3.4.3 3. 綺麗に剥がれない場合は、諦めて新しいワックスでやり直す

無理に剥がそうとすると、紙を破損してしまう可能性があるので、諦めて新しいワックスでやり直しましょう。

3.5 使い方動画

4. 応用編

基本的な使い方をマスターしたら、次はワンランク上のシーリングスタンプに挑戦してみましょう。ここでは、色の組み合わせ方や装飾のアイデア、そして長く愛用するための保管方法について解説します。

4.1 色の組み合わせを楽しむ

シーリングスタンプの魅力の一つに、色のバリエーションの豊富さが挙げられます。ワックスの色を変えるだけでも、印象は大きく変わります。手紙の内容やテーマ、季節感などに合わせて、自由に色を組み合わせてみましょう。

4.1.1 単色使い

一色でシンプルに仕上げる場合でも、ワックスの種類によって雰囲気が変わります。例えば、同じ赤色でも、クリアタイプなら透明感のある仕上がりになり、オペークタイプなら重厚感のある仕上がりになります。また、メタリックタイプを選べば、華やかさをプラスすることもできます。

4.1.2 複数色使い

  • グラデーション:2色以上のワックスを少しずつ重ねることで、自然なグラデーションを作ることができます。色の境目をぼかすように重ねるのがポイントです。色の組み合わせ方次第で、個性的な表現が楽しめます。
  • マーブル:2色以上のワックスを混ぜ合わせずに、ランダムに垂らすことで、マーブル模様を作ることができます。混ぜる色の割合や垂らす順番によって、様々な表情を楽しむことができます。
  • ドット:ベースとなる色のワックスを垂らした後、別の色のワックスを少量だけ垂らすことで、ドット模様を作ることができます。可愛らしい雰囲気に仕上がります。

色の組み合わせ方は無限大です。ぜひ色々試して、自分だけのオリジナルカラーを見つけてみてください。

4.2 装飾をプラスする

ワックスが固まる前に、ラメやドライフラワーなどを乗せることで、さらにオリジナリティあふれるシーリングスタンプに仕上げることができます。

4.2.1 ラメ

ワックスにラメを混ぜたり、ワックスの上に乗せることで、キラキラと輝く華やかなシーリングスタンプを作ることができます。ラメの細かさによって、雰囲気が大きく変わるので、色々な種類を試してみましょう。繊細な輝きをプラスしたい場合は、細かいラメを、存在感をアップさせたい場合は、粗めのラメを使うのがおすすめです。また、金や銀などの定番カラーだけでなく、カラフルなラメを選べば、より個性的な作品に仕上がります。

4.2.2 ドライフラワー

ワックスにドライフラワーを埋め込むことで、アンティーク風でおしゃれなシーリングスタンプを作ることができます。小さい花や葉っぱを使うと、上品に仕上がります。ドライフラワーは、そのまま使うだけでなく、押し花にしたり、レジンでコーティングしたりすることで、より長く楽しむことができます。押し花にする場合は、花の形が崩れないように、厚手の本などに挟んで乾燥させましょう。レジンでコーティングする場合は、UVレジン液とピンセット、シリコンマットなどを用意し、風通しの良い場所で作業しましょう。

4.2.3 その他

  • ビーズ:パールやビジューなどのビーズを埋め込むことで、華やかさをプラスすることができます。ビーズの大きさ素材を工夫することで、様々な雰囲気のシーリングスタンプを作ることができます。
  • 金箔・銀箔:ワックスに金箔や銀箔を乗せることで、高級感のある仕上がりになります。箔の大きさ貼り方を工夫することで、個性的な表現を楽しむことができます。
  • グリッター:ラメよりも粒が大きく、キラキラとした輝きが特徴です。華やかでポップな印象を与えたい時にぴったりです。

装飾は、入れすぎるとゴチャゴチャとした印象になってしまうので、ポイントを押さえるのが大切です。1つのシーリングスタンプに、たくさんの装飾を詰め込むのではなく、1~2種類に絞って、シンプルに仕上げましょう。

4.3 シーリングスタンプの保管方法

せっかく作ったシーリングスタンプ、長く綺麗に保管したいですよね。ここでは、シーリングスタンプの正しい保管方法について解説します。

4.3.1 高温多湿を避ける

シーリングワックスは、湿気に弱いという性質があります。高温多湿の場所に保管すると、ワックスが溶けたり、変形したりする可能性があります。直射日光の当たる場所や、湿気の多い場所は避け、風通しの良い場所で保管しましょう。特に、夏場は注意が必要です。冷暗所での保管がおすすめです。

4.3.2 直射日光を避ける

直射日光が当たると、ワックスの色褪せの原因になります。保管する際は、直射日光の当たらない場所に置きましょう。窓際や、照明の光が長時間当たる場所も避けるようにしてください。

4.3.3 専用のケースに入れる

シーリングスタンプを保管する際は、専用のケースに入れるのがおすすめです。専用のケースは、シーリングスタンプを衝撃から守ったり、ホコリが付着するのを防いだりする効果があります。100円ショップなどでも販売されているので、手軽に購入することができます。専用のケースがない場合は、小さな箱などに入れて保管しましょう。その際、シーリングスタンプ同士がぶつかって傷付かないように、ティッシュペーパーなどを挟むと安心です。また、シーリングスタンプは、他のアクセサリーや小物と一緒に保管すると、傷付いたり、汚れが付いたりする可能性があります。なるべく、分けて保管するようにしましょう。

シーリングスタンプは、正しく保管することで、長く愛用することができます。ぜひ、今回ご紹介した方法を参考にして、大切なシーリングスタンプを保管してみてください。

シーリングスタンプは、アイデア次第で様々なアレンジを楽しむことができます。基本的な使い方をマスターしたら、ぜひ応用編にも挑戦して、自分だけのオリジナル作品作りを楽しんでみてください。世界に一つだけのシーリングスタンプは、きっと特別な作品になるはずです。

5. 様々なシーンでの活用例

シーリングスタンプは、手紙や招待状、プレゼントのラッピングなど、様々なシーンで活用することができます。ここでは、具体的な活用例と、それぞれのシーンに最適なシーリングスタンプの選び方や使い方のポイントを紹介します。

5.1 手紙や招待状に

手紙や招待状にシーリングスタンプを押すと、上品で特別感のある印象を与えることができます。

5.1.1 結婚式の招待状や席札に

結婚式の招待状や席札にシーリングスタンプを使うと、華やかさをプラスすることができます。

イメージおすすめの装飾
純粋、清楚シルバーのラメ、白いリボン
ゴールドゴージャス、華やかゴールドのラメ、パール
ピンク可愛らしい、ロマンティックピンクのラメ、ドライフラワー

5.1.2 感謝状や招待状に

感謝状や招待状にシーリングスタンプを押すと、フォーマルな印象を与えることができます。

  • 感謝状:日ごろの感謝の気持ちを込めて、手書きのメッセージと共にシーリングスタンプを添えましょう。
  • 招待状:誕生日パーティーやホームパーティーなど、特別なイベントの招待状にシーリングスタンプを使うと、おしゃれな印象になります。

5.2 プレゼントのラッピングに

プレゼントのラッピングにシーリングスタンプを使うと、オリジナリティあふれる、心のこもった贈り物になります。

5.2.1 誕生日プレゼントに

誕生日プレゼントにシーリングスタンプを押す際は、相手の年齢や好みに合わせたデザインを選びましょう。

  • 子供向け:可愛いキャラクターのスタンプヘッドや、カラフルなワックスを使うのがおすすめです。
  • 大人向け:シンプルなデザインのスタンプヘッドや、上品な色のワックスを使うのがおすすめです。

5.2.2 結婚祝いや出産祝い

結婚祝いや出産祝いなど、お祝いのシーンに合わせたデザインのシーリングスタンプを選ぶと、より特別感が増します。

  • 結婚祝い:イニシャルや記念日を入れたスタンプヘッド、結婚をイメージさせるハートやリングのデザインが人気です。
  • 出産祝い:赤ちゃんの名前や誕生日を入れたスタンプヘッド、ベビーモチーフのデザインが喜ばれます。

5.3 その他

シーリングスタンプは、手紙やプレゼント以外にも、様々なシーンで活用することができます。

5.3.1 手帳やノートのデコレーションに

シンプルな手帳やノートも、シーリングスタンプをプラスすることで、オリジナルのアイテムに変身します。

5.3.2 ラッピング以外の活用方法

  • タグやカードに:プレゼントに添えるメッセージタグや、ショップカードにシーリングスタンプを押すと、おしゃれなアクセントになります。
  • 封筒の封印以外にも:手紙や書類を束ねる際に、紐で結んでシーリングスタンプを押すのもおすすめです。

6. まとめ

この記事では、シーリングスタンプの歴史や必要な道具、基本的な使い方から応用、活用例までご紹介しました。初めての方でも、この記事を読めばシーリングスタンプの基本を理解し、自分だけのオリジナルスタンプを作ることができるでしょう。手紙や招待状、プレゼントに添えることで、相手に特別な想いを伝えることができます。ぜひ、この機会にシーリングスタンプの魅力に触れてみて下さい。

お見積り・ご注文までの流れ

ご注文のながれ(制作から発送までの期間は、焼き印の場合 2~3営業日。刻印の場合は8~9営業日です。) お問合せ→お見積り(無料)→デザイン変更有の場合のみ「校正・再見積もり」→制作開始→お振込みカード決済の場合:入金確認後に発送/代引きの場合:制作完了後に発送→お客様のお手元に到着_オリジナル焼印のタイガー刻印製作所
※画像をクリックすると拡大表示できます
問合せ画像
1.お問合せ

先ずは使用用途・サイズと併せて、デザインデータをお送りください。
お送りいただくデータの形式等については、コチラをご確認ください。

・用途:お菓子、木材、革など
・大きさ:具体的な出来上がりサイズ
例)
縦●●mm×横●●mm
横●●mm、縦成り行き
・道具:電気式、直火式
・フォント、書体

お見積り画像
2.見積り

お送りいただいた情報を確認後、デザイン校正とお勧めの道具等のアドバイスを添えてお見積りをします。

※デザイン等、修正が発生した場合は再度お見積りをします。

3.制作

制作から発送までの期間は、
焼印:2~3営業日
刻印:8~9営業日
です。

配送画像
4.発送

ご入金確認後の発送となります。
お振込み手数料はお客様のご負担となります。
ご了承ください。
※コレクト便の場合は、到着時に配送員に現金にてお支払いください。

お支払い方法(提携カード決済):VISA、mastercard、JCB、AMERICANEXPRESS、DinersClub INTERNATIONAL

クレジットカードでのお支払いが可能になりました。
お見積もりからご注文確定後にメールにてお支払いのURLをお送りいたします。
画面の手順に従ってクレジットカードでのお支払いをお済ませ下さい。
クレジットカード会社よりお支払い完了のお知らせが届き次第作業にかかり、
発送させて頂きます。
ご不明な点がございましたら弊社担当者にお問い合わせください。

クレジットカード払い

お見積もり→ご注文確定後にメールにてお支払いのURLをお送りいたします。
画面の手順に従ってクレジットカードでのお支払いをお済ませ下さい。
クレジットカード会社よりお支払い完了のお知らせが届き次第作業にかかり発送させて頂きます。

●代金引換

当社から品物をヤマト運輸のコレクト便で発送いたします。品物代金と送料と代引き手数料をドライバーにお支払いください)
*現金のみのお取り扱いになります。カードは使えませんのでご了承下さい。

先払い銀行振り込み

当社からの見積もりを受け取り、発注が済みましたら代金を当社の銀行口座にお振り込みください。
品物が出来上がり次第発送いたします。)

みずほ銀行 藤沢支店 普通0542215
株式会社 タイガー刻印製作所

*振り込みの確認には2日ほどかかりますので、お急ぎの方は振り込み控えをFAXしていただければ早くお届けできます。

●ご来社によるお引き取り

各種カード払いやpaypay、交通系カード、LINEpayが可能です。

タイガー刻印製作所

ネット上のメールのやり取りだけでは不安をお感じの場合は
是非お電話や直接ご来社の上ご相談ください。
押し方を詳しくご指導いたします。
また焼き印の特性や特殊な作り方についてご説明させていただきます。
1954年創業の経験と実績で、
お客様の疑問や不安を一緒に解決させていただきます。

店舗名株式会社タイガー刻印製作所
代表沼田 正行
住所〒251-0053
神奈川県藤沢市本町2-8-14
TEL0466-22-5959
FAX0466-27-7667
メールアドレスtiger@tigerkokuin.com
営業時間平日9:00~17:00
土日はお休みとなります。
PAGE TOP
MENU
クレジットカード払い

お見積もり→ご注文確定後にメールにてお支払いのURLをお送りいたします。
画面の手順に従ってクレジットカードでのお支払いをお済ませ下さい。
クレジットカード会社よりお支払い完了のお知らせが届き次第作業にかかり発送させて頂きます。

●代金引換

当社から品物をヤマト運輸のコレクト便で発送いたします。品物代金と送料と代引き手数料をドライバーにお支払いください)
*現金のみのお取り扱いになります。カードは使えませんのでご了承下さい。

先払い銀行振り込み

当社からの見積もりを受け取り、発注が済みましたら代金を当社の銀行口座にお振り込みください。
品物が出来上がり次第発送いたします。)

みずほ銀行 藤沢支店 普通0542215
株式会社 タイガー刻印製作所

*振り込みの確認には2日ほどかかりますので、お急ぎの方は振り込み控えをFAXしていただければ早くお届けできます。

●ご来社によるお引き取り

各種カード払いやpaypay、交通系カード、LINEpayが可能です。

■手書きデータの場合
・OKのデータ
白黒のコントラストがハッキリしていて、線の手ぶれも最小限のもの。
道具:ボールペン等、黒色がハッキリと出るもの
焼印用_手書きデータ_OK

・NGのデータ

ぼやけて不鮮明だったり、サイズが小さい&鉛筆書きの線がハッキリしないもの。
この様なデータですと折角お送りいただいていも、彫刻データに起こすことが難しいです。

焼印用手書きデータ_NG2焼印用手書きデータ_NG1